株主・投資家の皆様には、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
当社では2024年4月より第11次中期経営計画をスタートし、「エリアNo.1の存在価値のあるパートナーになる」をスローガンに、環境変化に応じた新たな価値創造、価値提供により、社会課題や顧客課題への解決に貢献してまいります。エリアNo.1とは、地域で最も信頼され、地域で最も愛され、地域の人の笑顔のために、地域社会と持続的な成長を分かち合うことを意味し、このエリアNo.1の集合体が世界No.1につながると考えています。
第11次中期経営計画はVISION2030におけるセカンドステージで成長の3年となります。ファーストステージで築き上げた土台をもとに、サードステージでの飛躍につなげる重要な3年となります。基本方針としては、1.事業品質向上、2.成長投資と収益力強化、3.サステナビリティ推進、4.資本コスト経営を掲げ推進してまいります。財務目標としては、第71期(2027年3月期)の売上高900億円、営業利益48.6億円、経常利益50.7億円、親会社株主に帰属する当期純利益36.3億円、ROE10.0%としています。
第68期(2024年3月期)につきましては、主要ユーザーである自動車、電気・電子・半導体関連企業向けの販売が堅調に推移し、3期連続の増収増益となりました。期末配当は当期業績の状況を勘案し、当初予想の33円から5円増配の38円とさせていただきました。
第69期(2025年3月期)につきましても、4期連続増収増益の必達はもちろんですが、サステナビリティ経営に取り組むことで環境問題や社会課題の解決に貢献し、資本コストや株価を意識した経営により長期的な企業価値の向上と持続的な成長を実現してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
2024年6月