PEOPLE

 

 

営業

M. K.

 

2007年入社

 

私の選んだ小さな部品が製品の品質を左右する。

「お前の会社は何のためにあるんだ?」お客様からこんな言葉をかけられたことがあります。学生時代、「外に出て人と接する仕事がしたい」「メーカーよりも商社の営業が面白そうだ」と入社した明治電機工業。“メーカー営業”とは異なる、“商社営業”だからこそ、存在価値を出すべきだと常日頃から考えています。私が担当してきたのは、主に計量機器メーカーやセラミックスメーカー。お客様の生産設備に取付ける部品や製品の検査装置などを提案、納入しています。普段は目にしない、機械の中の小さな部品。その小さな部品が製品の品質や性能を左右することがあります。単に性能のいいもの、単に価格の安いものを提案してもお客様には納得してもらえません。品質(仕様)、価格、納期など、お客様が求める条件は何か。数え切れないほどある取扱い製品の中で、お客様のニーズに最適なものは何なのか。いかに、お客様に有益な提案ができるかで、自分の存在意義が決まります。様々なメーカーと協力して、いくつもの選択肢を持てるのは、商社営業の強みであり、難しさであり、面白さでもあります。

さらに当社では、部品単体の納入からライン一式の納入まで提案を広げることもできます。入社3年目、新型の計量機器を開発していた企業を担当していました。すると、お客様から組立ラインにおけるピッキングシステムのご相談をいただいたのです。明治電機工業は、生産ライン全体の設計・製造ができる事業の幅広さがあり、多種多様な協力メーカーとの取引実績があります。そして、メカ、電気、ソフトそれぞれの相談ができる技術者がいます。初めての大型案件。自分が窓口となり、社内外を巻き込んで提案を行い、受注に結びつけることができました。商社営業として、取扱い製品はもちろんのこと、お客様の開発製品に関する勉強も常に欠かせません。けれども、だからこそ知識と経験を積めば、商社営業としてお客様のどんな相談にも応えられるようになる。ずっと成長し続けられる仕事だと思っています。

 

 

 仕入先は約2000社

明治電機工業は、FA総合電機商社として約2000社から商品を提供できる体制を整えています。数あるFA機器のトップメーカーの代理店でもあり、「エンジニアリング機能を持った商社」として、提案できる製品の幅広さと技術力の高さは業界内でも有数です。

 各メーカーとの協力体制も強固

仕入先企業との間には厚い信頼関係を築いてきました。提案の際には、メーカーの営業や技術者から情報を得たり、連携したりすることも。社内だけでなく、社外にも頼れる味方が大勢います。